週末。 行く場所によって出会う人々も出来事も違うって、あたりまえのことですけど、すれ違う人、前を行く人、近くのテーブルの人たち。 今日は女の子から年配の方まで、明るくおしゃれな人が多くて、映画を見ているように楽しいスタートでした。 日比谷公園の緑がまぶしい素敵な場所に納品にいって、うれしい再会ができたあとは、友人のエクスポジションを訪ねて、森岡書店。 ギャラリーが多く集まる京橋界隈はなかなか魅力があって、立ち寄りたくなる小さな場所が多くみつかります。 長年にわたって、ENCHAN-THÉの印刷物をたくさん引き受けてくれたブックデザイナーの葉田いづみさんのもうひとつの活動:WITCHI TAI TO. 初めて見ることができました。 仕事ができる人たちが集まって動いているのだから、おもしろいものができないはずがない。ですね。 今回のテーマは『憧れ』。 ![]() イラストも写真も文章に編集そしてデザインと。 好きなものは元気をくれるのとおり、センスの良い美しいものは元気をくれるのとおり。良い空間で良いものを見られて元気をたっぷりもらえました。清々しい明るい元気。 ギャラリーの中で、アーティストさんとの間で交わされる言葉の繊細さにも心が洗われるようで。美しい音楽を聴いているような嬉しくなる時間でもありました。 ずっと経済活動が中心であった自分には、こだわりたいけれどついつい見送りがちだった(立ち止まりたいけどじっくり立ち止まっていられなかった)透明のように美しい本物の....内側から光る大切な何かを丁寧に扱うようにやりとりする人たちを間近でみられて、心に響くしとても豊かでした。 ![]() バタバタの昨日、金曜日。急で無理....な仕事にも対応できて、体力気力も余裕も戻っているのを実感しながら超過労働を仕上げて帰宅すると。12月から4月まで、くたくたに尽力してきたことのまあまあ明るい結果が届いて、この辺で一区切りがつけそうなことにも安堵しながら、また少しづつ新しいことを試してみたい気持ちもでてきました。 だいたい7年もあると、人間の細胞はほとんど入れ替わるといいますが、そうすると、生まれ変わったようなものだし、いろんな意味でちょうど良いのかな。 情報をデトックスしたくて、時々、新聞まで止めたり再開したりを繰り返していますが、改めて世の中やマーケットを眺めてみると、時代の変化が大きいことを強く感じます。 何に対しても、一歩外から眺めるクセができたのは何よりで、もう、前のようにはいかないことも多いだろうなあ。と、簡単でないこともかえっておもしろく思えるようにもなりました。 京橋のギャラリー。素敵な場所には素敵な人が集まってくるようで、明朝帰国するというフランス人ファミリーの感じの良さもピカピカで。小学生くらいのパリジェンヌのかわいい笑顔にもたっぷり元気をもらえました。 楽しい週末。会えたみなさん、ありがとう。 Bon week-end. #
by enchan-the
| 2025-04-26 22:00
| 旅・おさんぽ
フランスの人たちから新茶の手配をお願いされる時期となりました。 抹茶に玉露、煎茶に(玉露の)白折と、選ぶものも通好み。 抹茶を毎日飲んでいるなんて、日本人でもなかなか....ではないでしょうか。 個人的には緑茶も大好きですが、ついつい手が伸びてしまうダージリンやヌワラエリアなどの中国種系の紅茶。 和菓子にもよく併せては楽しんでいます。 ![]() 仕事で訪ねる場所にちょうどあって嬉しいHIGASHIYAで、ようやく買うことができました、柏餅のこし餡と味噌餡。ここの柔らかすぎるくらい柔らかいみたらしもけっこう好きで、見つけるとつい買ってしまいます。 仕事のあとのご褒美ということで! 新緑の季節がやってくると、やや軽い風味の紅茶が求められることが増えていく傾向にあります。 そんな中でも、ENCHAN-THÉ AROMATISÉ は、守備範囲が広いので、多くの場面で活躍することと思います。お茶選びで迷った際には、どうぞお気軽にお問い合わせください。 #
by enchan-the
| 2025-04-23 18:18
| 紅茶とおいしい組合わせ
土曜日の授業が終了して、テクストのペーパー地獄(汗)から解放されて、仕事も勉強も好きなことにも改めて励もうと、いろいろ新しいペースに移行中の4月です。 そこで、もう新しい本は買わずに図書館を利用させてもらおうと決めたばかり。にもかかわらず.... 図書館隣の生協売店で、またまた表紙に驚いて衝動買い。 もうすでに読んだものばかりなのに、、、サンリオと哲学書のコラボレーションなんて! 知りませんでした。 さすがのキャラクターたち。。。 ![]() ヨーロッパに茶が初めて渡ったのが1610年のオランダで、そこからフランスへ初めて茶葉が持ち込まれたのは1636年のことだと書きました。 その頃のオランダには、2人の天才が生まれています。1632年のフェルメール、そして、スピノザ。 シナモロールの『エチカ』なんて! 即買いです。^^ スピノザを読むようになったのは、たしか2年くらい前にフランスから哲学者のフレデリック・ルノワールが来日するのがきっかけで、彼の著書からエチカまで。けっこうハマっていました。 それにしても、このシリーズ。内容はともかく(本書を読まないと!)、まああ、、、かわいいです。手にしたのは、シナモロールだけではなく.....なんと、キキ&ララ☆のアラン、幸福論。 やっぱり欲しい、ハローキティのニーチェ。なんなのお、、、小学校低学年の頃はもう、キキ&ララ☆一色だったことが蘇って。。。。まずは、この辺でやめておきました。 世界で一番読書量が多い国といわれている、フィンランドでは、古書店の前で本を選ぶ、きっと近くの大学生?たちの姿も多くみかけました。読書の魅力は無限大ですね。 ![]() 図書館とプールの間にある魅力的なパン屋さんのカボチャのキッシュに合わせて、久しぶりのボルドーブレンドです。ミルクも少し入れてみると、一層、遅めのランチに合いました。シナモン・ロール♡ にも合うはずですよ。^^ キキとララを見ているだけで、、、幸福になれる。笑。アランにピッタリ。春にもピッタリ☆ パティ&ジミーもリクエストしたいものです。(本当に!大好き〜でした) ![]() フランスでは、Pâques:復活祭の週末でした。 ティーブレンダー嬢がそのしきたりについて話してくれました。 日曜日に復活したキリストを祝うために、夜中にみんなで起きて、歌いながら家々を訪ねてまわるんだそう。アコーデオンとともに。そこで卵をもらったり、みんなでオムレツを食べたりするそうです。楽しそうですね♪ キラキラの新緑に癒される気持ちのいい季節ももうすぐです。 どうぞ楽しいお茶の時間をお過ごしください。 #
by enchan-the
| 2025-04-21 18:00
| 紅茶とおいしい組合わせ
ちょうど画像を整理しながらその人のことを考えていた時に、タイミングよくメッセージを受け取るのは、とても嬉しいものですね。 しばらくご無沙汰.....でもないけれど。聞いていたのにすっかり忘れていた!テアトルのこと。 今夜が最終公演だそうで、やっぱりものすごくカッコイイのができたそうです。 ああ、観に行けなくて残念。 もうシニア世代の彼女が現役で、またまたスペクタクルに参加しているなんて、本当にわくわくするし、思いっきり元気をもらえます。 この1年はたっぷりメンテナンスもできたようで、すごく調子がいいと聞いていたし、時々送られてくるかっこいい姿の画像からも、刺激をもらっていました。 そう、この人が私に紅茶を、ENCHAN-THÉにつながる道に導いてくれた恩人で大好きな友人(お姉さんでお母さん)なのです。 Philippe Decouflé 率いる DCA では、技術者を含め、キャリアの長いシニアがますますカッコよく活躍しているようで、さすがフランス人。年の重ね方もかっこいいですね。 体を使う職業、表現者たちは当然、若い方が有利でしょうけれど、経験を重ねた人間ならではの作るものはまた違った魅力や深みがあるのでしょう。 シニアと若い世代の共演もあり、今やミュージシエンヌとなった長女のルイーズも再び出ているようです! このあいだの夏、リヨンの街を散策しながら、レジスタンスの頃に使っていたのよと、「ここ、入っていいの〜?」と心配する私をよそに、楽しそうに抜け道のあちこちを案内してくれたことを思い出して、また楽しくなりました。 歩くのはかなり早い方と思っていた自分よりもさらに速くて、時々踊りながら、いつでも先を歩いていく人です。 ![]() ![]() 遠い昔、思い切って扉を開けなかったら、今はなくて、もちろんこの人たちにも会えず、ただフランスに行って帰ってきただけだったかもしれない。と思うと、本当に不思議です。 思い切って一歩を踏み出したら、あの日、この人が小さな赤いHONDAの車で迎えに来てくれて、、、「救われた!」と思ったことは当然、忘れられないし、忘れてはいけませんね。 いつでも感謝でいっぱいです。 MICHÈLEががんばって素敵に生きているのを少しでも見習わなくては! カッコイイ人生の先輩たちって、いいものですね。 さて、今年も少し居候させてくれるかなあ。 笑。 またフランスが恋しくなりました。 #
by enchan-the
| 2025-04-17 22:00
| フランスのこと
東京の桜が終わる頃、遠いPARISでも「 SAKURAが咲いてる 」と、昨年秋に初来日したパリジェンヌから。 良いお天気の週末。 やや遠くにトゥール・エッフェル。 フランスの女の子たちは揃って、濃いピンクのSAKURAが好きなようで、東京でも濃いピンクの花を見つけては喜んでいましたっけ。 こんなお花見もしてみたいものです。 ![]() Photo par Cendrine ヨーロッパに茶が初めて渡ったのが1610年のオランダと言われています。オランダからフランスへ初めて茶葉が持ち込まれたのは1636年のことだそうで、当初は薬効として薬局で販売されていたのが始まりのようです。 ルイ14世(太陽王)の時代。彼の王も、まずは健康のために定期的にお茶を飲んだようですが、当時すでに上級階級では茶が流行していたようで、健康にもよく、寛いだ心地よい時間を過ごせるということで女性を中心に受け入れられ、高級茶器を揃えた優雅なお茶の時間が繰り広げられていたそうです。(去年観たマダム・デュバリーの映画でもお茶、飲んでいました!) 時は流れ....その時代には想像もできなかったであろうほど、華やかに。フランスのお茶も進化いたしました。 白いパレットに並んだ数々の美しい色を思わせる、お花の紅茶の傑作です。赤やピンクのブルガリアのバラ、オレンジ、白いジャスミンにスミレなどの花々。パレットの上の美しい色と花々によって描かれる至福の時間は、生クリームを使ったお菓子と一緒にどうぞ。 明るい季節にも相応しい『パレット』は、フランスのお茶の時間にはなくてはならない【甘いもの】との相性も抜群です。 ![]() こんな素敵な花の下ならカップに入れた紅茶をもってくつろぐのもいいなあ。と思えた先週の某、近所でした。 春はついつい屋外でもお茶をしたくなりますね。 お茶の時間のためのピクニック!などを計画したいこの頃です。 取り扱い茶葉のご案内はこちら: Bonne semaine ! #
by enchan-the
| 2025-04-14 18:50
| フランス紅茶
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