横浜フランス月間：Mois de la France à Yokohama 2024

いよいよ「パリ2024オリンピック」の開催まで50日を切りました。

本日からは横浜にて『横浜フランス月間_2024』がはじまります。　ということで、昨夜、オープニングのVernissageにお邪魔してきました。

今年のテーマは「オリンピズム」「伝統の継承」「技術革新」「インクルージョン」。メインイベントは、２つの素晴らしい写真展と美術工芸展示の３つです。　どれもコンセプトとアプローチが素晴らしく、見応え満載の展示です。

「科学の幽玄：Beauté cachée de la science」と題された写真展には、在日フランス大使館 科学技術部が主催した写真コンクールの受賞作12点が展示されています。　人文社会科学、自然科学、実験科学など、あらゆる学術分野を対象とした写真でありながら、美しく、神秘的で、かわいらしく見えるものさえあります。

「スポーツの魔力」は、デュオで活躍するフランス人写真家Audic-Rizkによる写真展。ロングシャッター（長時間露光）と色反転の写真技術のみを使い、スポーツにおける包括的なメッセージを伝えています。　レタッチや加工処理を一切しない「インテンシヴ・フォトグラフィー」という独自のテクニックを開発したことで、様々な被写体の見えない力に焦点をあてることができるのです。

今回の展示は、まもなく開催されるオリンピック・パラリンピックでの種目を写真にし、スポーツの動きそのものとその普遍性を探求した、とても美しい作品ばかりでした。

そして、京都のヴィラ九条山のレジテントのガラス工芸家、ジェラルド・ヴァトラン氏の作品展示。ガラスと竹というふたつの素材のコントラストと調和で、フランスと日本の文化の対話を表現しています。

賑やかなヴェルニサージュ。

駐日大使のユーモアをたっぷり交えたスピーチは、さすが！のフランス人らしいエスプリで思いっきり和むことができました。

じつは、初めての横浜赤レンガ倉庫でした。

久しぶりの海も嬉しいです。　6月7日-6月30日までの横浜フランス月間、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか？

この他、コンテンポラリーダンスや別の写真展なども開催されます。

有明のハーバー＠赤レンガ倉庫バージョンもありますよ。

横浜フランス月間：　Mois de la France à Yokohama 2024

6.7（金）→ 6.30（日）

主催 ： AMBASSADE FRANCE AU JAPON

INSTITUT FRANCAIS