久しぶりに涼しくて、とっても過ごしやすい一日でした。
ようやく、朝のウチなら落ちついてみられるようになったGINZA SIXへ。
オープン時は食べるのも不可能だった念願の『PHILIPPE CONTICINI』。
お寿司屋さんのカウンターをイメージして作られたという白木のテーブルに座って、
『クイニー・タタン』をいただきました。

ここのところの暑さもあるし、先日のフランスでも、あまりの暑さにデザートやスウィーツを食べよう。という気持ちが失せていたので、久しぶりにそそられるデザートに出会えて、本当にテンションが上がりました。お菓子を食べる歓びを思い出させてくれたスバラシイデザート。
クイニーアマンとタルトタタンというフランスの地方菓子を合体させてしまうという、いままでに無いものを生み出す発想。さまざまな食感を組み合わせ、咀嚼することで、隠れていた素材が少しづつ少しづつ溶け出し、現れ、また咀嚼して深く味わい、向き合い、そのお菓子の密度を感じる。美味しいものを口にする歓びというものの素晴らしさを久しぶりに嬉しく感じることができました。
単に美味しいという言葉だけにおさまらない感動や満足感がいっぱい詰まったデザート。ヘーゼルナッツ、ソバ茶、スパイス、そして柑橘系(グレープフルーツのルビー)をりんごのお菓子と組み合わせてしまう意外性。すべてが、フランススウィーツ界の巨匠ならではのエスプリでしょう。
こんなにスバラシイデザートを日本で食べられるのですよ〜.。すごい!感動、感激のひとときでした。
もうひとつ。元々、フルーツティは、スウィーツには合わないのではないか。という先入観を覆してくれた、クイニータタンとBORA BORAの組合わせ。
紅茶の葉を使用していないドリンクとスウィーツを合わせるのは、正統派ではないのでは?などと、フランス紅茶やらしからぬ発想を持っていた自分が恥ずかしい限りですが、フルーツティとスウィーツは、まったく、とってもスバラシイ組合わせでした。とくにボリュームのある密度の濃いデザートほど、ヘルシーなフルーツティがよく合います。

噛めば噛む程、素材の味が伝わるように、フルーツティのカップを口へ運ぶたび、代わる代わる、オレンジだったり、バラだったり、ハイビスカスやりんごだったりが主張してきて...新しいフルーツティの楽しみ方を知りました。
もっと自由に柔軟に、味覚を楽しむことは、やっぱり人生を楽しむことと一緒。
新しい味に出会うことは、またひとつ、新しい人生を知るコト。フランスの師匠やティーブレンダーのブリジットからよく聞かされた言葉です。
お茶の時間の豊かさをしみじみ感じたうれしい時間となりました。ありがとうございました。