人気ブログランキング | 話題のタグを見る
excite

Exciteブログ トップサイトマップ

Foujitaのお茶
一日ぐらいゆっくり休もうと、久しぶりに美術館へ出かけました。
竹橋の近代美術館。 連休の北の丸公園あたりに来る子供連れは少なくて、年輩のカップルや外国人観光客ばかりで、ちょっと落ち着いた雰囲気。
さて、「藤田嗣治展」はなかなか混んでいました。


絵の上手い下手は良く分からないので、好きか好きじゃないか...その他。ぐらいの感想しかないけれど、好きな絵を見るのはやっぱり楽しい。


とくにフランスの絵を見ると、ついつい絵の中に「お茶」の気配を探してしまう。
たとえば、1923年の作品に、ティーポット(急須)らしきものが描かれている。
湯飲みがあるので、日本から持っていった品物だろうか?その横には、中味が入っていないのでわからないけれど、コーヒーカップにしては大きい、ティーカップのようなものがある。「この時代、フランスではあまりお茶は飲まれていなかったはずだけれど、やはり日本人なのでお茶が身近にあったのかしら?」そんなことを想像するのも楽しいです。

別の絵、1958年の「誕生日」という作品には、真ん中に「シャルロット」というフィンガービスケットで枠を作った中にバヴァロワを満たしたケーキが置かれている。子供たちがテーブルを囲んでいるし、ティーポットも見えるので、たぶん紅茶を飲んでいるのだろうと思われるけれど、カップの中をみると、カフェクレームのようにも見える。
うーん、もっと近寄ってよく見てくればよかった。


Foujitaがパリでお茶を飲んでいたのかどうか、飲んでいたならどんなお茶を飲んでいたのか、ちょっと調べてみようかな。
by enchan-the | 2006-05-06 00:19 | 日々
<< パリからのお客さん Pain : パン >>



Copyright c Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタートページに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム